10-944 ホビーセンターカトー 651系1000番台「伊豆クレイル」タイプ

2017.11.05 Sunday

DCC非フレンドリーの10-944 ホビーセンターカトー 651系1000番台「伊豆クレイル」タイプ に

EM13を組み込むことにしました。

 

このようにモーター左側にちょっとしたスペースがありました。

EM13の足をカットすると入りそうです。

 

 

まず、ケーブルの逃げをルーターで削りました。

 

次にEM13を写真のように加工しました。

モーターへの配線はオレンジと灰のワイヤーを。

集電はイスについた集電板から取る事とし、余っていたリン青胴

(室内灯などのジャンクパーツ)を細く切り、ランドに半田付け

しました。

 

EM13の裏側は絶縁のためカプトンテープを貼り付けました。

 

EM13を組み込んだところ。

ダイキャストとEM13の間には薄く(2.5mm)スライスしたウレタンを

スペーサーとして挿入しました。

 

この時ウレタンには、ジョイントやシャフトに接触しないように

切り欠きすると良いかと思います。

 

モーターシューは短絡防止のため切り詰めたほうが良いでしょう。

また、イスについた集電板はモーターシューが当るかもしれない

部分を念のため絶縁したほうが良いかもしれません。

 

ダイキャストとイスを元通りに組み合わせて終了です。
外観上では加工後あまり変化ないですが、モーターシューが出る

部分を見てみると、カプトンテープを巻いた集電板を見る事が出来ます。

 

絶縁がしっかりされているか、プログラムレールでアドレス読み取り

などで確認後に試走しました。

 

 

 

 

スケールサウンド

2017.09.13 Wednesday

 

29-996 カニ24-7「はやぶさ」サウンドデコーダ搭載加工品(KATO京都店特製品)を

使用してみての感想を。

 

まずは、ファンクションの紹介。

 

 

ファンクション
F0 テールサイン部ライト ON/OFF
F1 テールライト ON/OFF
F2 ホイッスル音
F3 ブレーキ管開音、単弁ブレーキ排気音
F4 ATS作動音(ボタンを押すごとに作動音が変化します。何回か押すと
作動音が消えます。
F5 連結音
F6 発電機作動音・室内灯 ON/OFF(室内灯点灯はサウンドと連動します)
F7 音量が大きくなります。もう一度押すと元にもどります。
F8 消音。もう一度押すと消音が解除されます。
F21 発車ベル
F22 ブザー音

 

第一印象として音が大きい。

少し前までは、もっと音量を!と思っていましたが、

スマホ用のスピーカーなど小形で大きな音が出るものが

出てくるにつれ、そんなに大きな音は必要ないのではと

思うようになってきました。

 

スケールスピードと言う言葉がありますが、

大きな音が出せるスピーカーの登場でようやく

「スケールサウンド」を考える局面に入った

のではないかと。

 

目の前を列車が通り過ぎるとともに音も遠ざかっていく・・

 

または、写真のように最後尾に連結したカニ。

 

機関車が通りすぎ、客車が静々と連なり行く中、

再び最後尾のカニが、発電機を音を響かせ

通過していく、そんなシーンを再現したいものです。

 

次にヘッドサインが明るすぎる。

 

写真でも白とびしていますが、肉眼でも

まぶしくてトレインマークが確認できない・・

 

まあ、そんなマイナス面もありましたが、

ホイッスル音やATS動作音、ブレーキ管開音など

も収録されており、運転する楽しみが広がりました。

もうこれはブルトレ運転時には手放せなくなりました。

 

さらに、前述のマイナス面もCV値の変更で

改善する事が出来ました。

 

そのレシピをご参考までに。

CV値の書き換えはダイレクトモード推奨です。

 

変更したCVは、

CV113 ヘッドサインの照度

照度を最低にして灯火の種別はノーマル バイナリは00010000

2進法を10進法に計算してくれるサイトで値を変換して

CV値をデフォルトの254から016に変更。

 

お好みで灯火の種類を蛍光灯にして バイナリ00011110

CV値は030になります。

 

つづいて

CV134 発電機音量設定

 

これも好みとなりますが、今回は音量を最小に バイナリ00010111

CV値を135から023に変更しました。

 

ついでに、尾灯が前進時のみ点灯する設定を、方向制御無効に

変更しました。

 

これはホイッスルやATS音を鳴らすには、機関車とカニを同じ

アドレスに設定すると操作しやすくなるのですが、問題として

機関車とカニの前進方向の設定が異なると、機関車が前進して

いるのに尾灯が点灯しない、機関車がバックしているのに

尾灯が点いている、なんて事になります。

 

それを回避するには、カニ尾灯の設定を方向制御無効にし

F1のON/OFFで点灯消灯を切り替える事にしました。

 

機関車の向きに関わらず、前進時はON、機関車の次位で

消灯したい場合はOFFにする事によって、DCCとして

機関車の向きを気にしないで実車に即した向きで走行

することが出来るようになります。

 

CV35 デフォルトの値は161ですが、

それを、バイナリは10000001 CV値129に変更しました。

 

いままでのDCCサウンドで良かったなと思うのは

イクちゃんのつりかけ音。

名鉄 3800系。銘わーくすコンバージョンキットに

永末のサウンドレコーダを組み込んだ車両でしたが

音量のバランスが絶妙で品がありました。

 

また当時は音量が小さいと思っていましたが、

今にして思えばカスタムショップが加工した

MRCのサウンドデコーダを搭載したC62なども

あのぐらいの音量で十分だったのではないかと

思うようになりました。

 

 

 

 

名古屋Nゲージ運転会 2014年5月(5)完

2014.05.22 Thursday

留置線が増えてくると、ポイントの制御のためPCが必須となってくるのですが、
ご多分に漏れずサポート終了により、運転会用のPCをXPのダイナブックから
win7のタブレットに置き換えました。

タブレットでポイントの切り替えと、スロットルとして使用しているのですが、
これを何とかワイヤレス化出来ないものかと調べてみると、思ったほどには
簡単に出来ないみたいです。

無線LANルーターを用いてLANを構築し、PR3をデバイスサーバーにつなぎ、
LANに接続してやれば、タブレットで操作できるはず・・・

たまたま使用しているモバイルルーターが、クレードルに有線の
LANケーブルを接続できるタイプなので、デバイスサーバーなるものを
追加購入すれば良さそう。
バッファローのLDV-2UH(プリントサーバー)を購入し実験する事に。

接続は、KATOのD101→(ロコネットケーブル)PR3→(USBケーブル)
LDV-2UH→(有線LANケーブル)docomo BF-01D→(ポータブルWiFiルーター)
富士通タブレット STYLISTIC Q550/C

意外にタイムラグも無く、ポイントも瞬時に操作出来て大成功でした。
これでDT402DJは、DCS100のオンオフとリセットする為だけの道具と
成り下がりました(笑)

伊豆急100系の作成(3)

2012.04.25 Wednesday

動力の取付は、今まで両面テープなどを使用していましたが、
爪を1.0mm厚のプラ板で作り瞬接で付けました。

思った以上に瞬接がよく効いてくれて、付け外しぐらいでは取れそうもありません。
取れると嫌なので今までしなかったのですが、これは意外です。

カプラーは、付属のものだと下がり気味で自然開放の原因となりそうなので、
マイクロエースのTN取付穴に付く、アーノルドカプラーを取り付けました。
(※これでも自然開放して仕舞ったが・・・・)
TNはモジュールで脱線しやすいので、あえてアーノルドです。

次に鉄コレ動力にデコーダを装着するために、アダプタを結線しました。
写真はアナログ用のダミーデコーダを付けた所。

結線せずに、デコーダを差すだけで使う方法もありますが、
その場合、ウエイトを外さなければならず、集電が不安定になるため、
わたしは結線して使っています。

EM13(1,650円)を小さく使えるよう結線しました。
脚をカットするので、長さが半分くらいになります。

絶縁対策に、熱収縮チューブを付けました。




EH10にデコーダを組み込む

2011.07.05 Tuesday


2位側がなんだかきちんとボディがはまっていませんね(^_^;)

名古屋Nゲージ運転会 5月の2回目として予定していましたが、
EH10に、末永さんのデコーダーを組み込む模様をお伝えします。


今回組み込むのは、永末システム事務所の、DE22x3K2と云う
KATO製 EH級 専用 3fx デコーダで、停止時減光機能があり、
¥3,600と手頃な価格です。(メーカー直販のみ)


モーターシューを、本来出ている穴よりも内側にある、四角の小穴より
引き出す為、ばらしていきます。

下写真までばらし、シューの引き出しを変え、組み立てます。


組み上がった所。


お次は、永末システム事務所のwebサイトにある、2END側ユニット加工配線の
通りに加工し、デコーダーとの結線まで済ませます。


デコーダーを車体に組み込みます。




基板とモーターシューとの接続には、2通りありますが、今回は
上面にあるハンダ固定ランドに直接ハンダ付けしました。(赤丸の所)

LEDについてですが、デコーダーには未実装な為、当店で分売している
広角3mm電球色LEDを装着してみました。


比較のため、2エンドは初回製品時のままとしています。

写真では判りにくいですが、オレンジ色の光で違和感が・・・・


ボディー側は、モニターの下を切り欠きすると、計ったように収まります。

次回、7月の定例運転会は17日。お題は「黄色」で、再びEH10の出番!
場所は、いつもの山田地区会館(名古屋市西区)。
モジュール参加者募集しています!






【分売】広角3mm電球色LED